物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
センコーグループホールディングスの子会社で、生鮮食品を中心とした定温物流事業を手がけるランテックは、サイバー攻撃により障害が発生し、配送遅延が生じた問題で、まもなく復旧見込みであることを明らかにした。
同社では、4月21日未明にシステム障害が発生。あわせて20台以上のサーバでシステムやファイルが暗号化される被害が確認された。
これらサーバには、小口混載の定温輸送サービスである「フレッシュ便」の検品システム、ウェブ配送状況照会サービスなどが含まれ、発送や配送に遅延が発生。
紙ベースで対応を進めつつ、顧客に対して物量制限やリードタイムの延長など、理解と協力を求めていた。
同社は4月25日に情報を更新し、停止していた「フレッシュ便」の検品システムやウェブ配送状況照会システムについて、4月26日に復旧見込みであると発表。物量制限についても解除するとしている。
(Security NEXT - 2025/04/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サーバでランサム被害、影響など調査 - ホスピタルサービス
米グループ会社にランサム攻撃、従業員情報が流出 - メディアリンクス
香港グループ会社がランサム被害 - 富士高分子工業
米グループ会社にランサム攻撃、顧客情報流出の可能性 - DNP
サーバがランサム感染、受注工事データが流出の可能性 - 但南建設
グループサーバでランサム被害、業務停止など影響も - レゾナック
ランサム被害を確認、調査や復旧急ぐ - 福祉用具レンタル会社
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
複数機器でランサム被害、情報流出など調査中 - 日本ジッコウ
オーエム製作所のランサム被害 - 個人情報流出の可能性