Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Java SE」に深刻な脆弱性「CVE-2016-0636」が判明 - 早急にアップデートを

「Java SE」において、リモートより攻撃が可能となるあらたな脆弱性「CVE-2016-0636」が判明した。

20160324_or_001.jpg
脆弱性について注意喚起を行ったOracle

問題の脆弱性は、ブラウザ上で実行する「Java SE」に影響があり、認証なくリモートより攻撃が可能。CVSSスコアは「9.3」にレーティングされており、悪意あるサイトへ訪問した場合などに悪用される可能性があるという。

「Windows」「Mac OS X」「Linux」「Solaris」向けに提供されている「Java 8 Update 74」「同8 Update 73」「同7 Update 97」が影響を受けるとしている。同社サーバ製品は影響を受けない。

同社は、最新版となる「Java 8 update 77」をリリースしており、できる限り早く最新版へアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2016/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性