Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「小包が配達できなかった」 - 偽日本郵政からのメールが再度急増

日本郵政を装い、「小包が配達できなかった」などとだまして添付ファイルを開かせる悪質なメールが、2月15日ごろから急増している。

注意喚起を行った日本郵政などによると、問題のメールは、「JAPAN POST」や「日本郵政」など差出人を日本郵政グループの関係者であるかのように偽装。メール本文にも「JAPAN POST ジャパン」などとの記載がある。

メールでは、「電話で連絡したがつながらなかったため、品物はターミナルに返送された」と説明。メールに添付している「委託運送状」を印刷して最寄りの郵便局へ出向く必要があるなどとして、添付ファイルを開かせる。

同様のメールは、2015年12月にも確認されているが、2月15日ごろより再び増加。メールに関して1日あたり300件超の問い合わせが寄せられているという。

20160218_jp_001.jpg
確認されたメールの事例(画像:日本郵政)

(Security NEXT - 2016/02/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAMLライブラリ「samlify」に「クリティカル」脆弱性
県知事なりすましアカウントを複数確認 - 鹿児島が注意喚起
偽警告にだまされ、個人情報流出か - やまがた農業支援センター
先週注目された記事(2025年5月4日〜2025年5月10日)
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
脅威の可視化からテイクダウンまで提供「PHISHNET/25 Axur」 - TwoFive
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に