Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小包の配達を装う「偽日本郵政」からのメールに注意

日本郵政の関係者を装い「小包が配達できなかった」などと騙し、「委託運送状」を称して添付ファイルを開かせる不審メールが確認されている。マルウェアなどへ感染するおそれがあるため、注意が必要だ。

確認された攻撃メールは、「JAPANPOST」や「日本郵政」などの関係者を装ったもの。本文では、「電話で連絡したが繋がらず、注文の品をターミナルに返送した」などと説明。最寄りの郵便局へ問い合わせする際に印刷する必要があるなどと騙して、「委託運送状」を称する添付ファイルを開かせようとしていた。

またメールには宛先などとして「JAPAN POSTジャパン」と記載。芝浦海岸通郵便局の住所が記載されていた。すでにソーシャルメディアなどへ、同様のメールを受け取ったとする報告が投稿されており、ロシアのドメインが発信元だったケースなどが確認されている。

日本郵政では、こうしたメールについて一切関係がなく、なりすましメールに記載されたリンク先へアクセスしたり、添付ファイルを誤って開いたりしないよう注意を呼びかけている。

今回なりすましに悪用された「日本郵政」だが、現在持株会社であり、郵便事業は提供していない。また荷物の配達を行う日本郵便では、「国際小包」など一部を除き、以前一般小包として扱われていた郵便物は、すでに「ゆうパック」など異なる名称でサービスが展開されている。国内の事情に詳しくない攻撃者が翻訳サービスなどを用いて攻撃を行っている可能性もある。

(Security NEXT - 2015/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

印影など含む振替払出書などを紛失 - ゆうちょ銀
5月最終週は個人情報保護を啓発する「Privacy Awareness Week」
郵便物放棄でパート従業員が書類送検 - 日本郵便
登録者の個人情報77万件が流出 - 「アンとケイト」
医師のメールに不正アクセス、マルウェア感染原因か -多摩北部医療センター
不在通知装う「スミッシング」、ますます悪質化
電気料金支払い依頼書を別の顧客に送付 - エネクスライフサービス
「宅ふぁいる便」で過去登録情報の流出があらたに判明
原発広報誌の返信ハガキが所在不明、個人情報や意見など記載 - 東電
レターパックで送付した妊婦や乳児の健康診断受診票が所在不明