「水道止める」「断水情報」と騙す悪質メールに注意 - SMSを利用するケースも
水道局を装い、「水道料金が未納のため、水道を止める」などと不安を煽り、出会い系サイトなど無関係なサイトへアクセスさせる悪質なメールが出回っており、一部自治体が注意を呼びかけている。
問題のメールは「給水停止についてのお知らせ」といった件名で送信されており、1月後半より流通量が増えていると見られる。メールの本文では「最終納期限を過ぎているが、支払いの確認が取れていない」などと不安を煽り、「最寄りの営業所一覧」などとして、無関係のサイトへ誘導する。
また「断水のお知らせ」を装うメールも確認されており、「断水予定区域」などとしてリンクをクリックさせようとしていた。また水道局を偽装したケースでは、受信者が驚くような過大な請求金額を記載したメールを送り付けるケースもある。
メール以外にも、ショートメッセージサービス(SMS)が利用される場合もあった。注意喚起を行っている自治体の多くは、メールによる水道料金請求や、給水停止の連絡は行っておらず、断水工事なども、ウェブサイトや広報車、チラシなどを通じて通知しているとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/02/02 )
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