「OpenSSH」クライアントに複数の脆弱性
「OpenSSH」のクライアントに複数の脆弱性が含まれていることがわかった。開発グループやセキュリティ機関では、注意を呼びかけている。
「OpenSSH」のクライアントに秘密鍵などの情報が漏洩するおそれがある脆弱性「CVE-2016-0777」や、特定条件下でバッファオーバーフローが生じる「CVE-2016-0778」が明らかとなったもの。
試験的に実装したSSH接続のローミング機能が脆弱性の原因で、悪意あるサーバと通信するとメモリの情報がサーバへ送られるおそれがあるという。
「同7.1p1」から「同5.4」までが影響を受けるとされており、脆弱性を修正した「同7.1p2」を公開した。また緩和策としてローミング機能の無効化を案内している。
(Security NEXT - 2016/01/18 )
ツイート
PR
関連記事
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開