Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Instagram」にアダルトサイト誘導アカウントが出没 - 覚えない「いいね」に注意

写真共有サービス「Instagram」において、アダルトサイトへ誘導するために作成された不正アカウントが確認されている。海外の事例だが国内でも同様の手口が広がる可能性もあり注意が必要だ。

米Symantecによれば、2015年11月ごろから不正なアカウントを作成し、それらアカウントのプロフィールページより不正サイトへ誘導する手口が増加しているという。

写真に「いいね」を付けたり、フォローすることでユーザーに近づき、興味を持ったユーザーをプロフィールに誘導。記載したリンクなどをクリックさせようとしていた。

不正アカウントのプロフィールや投稿には、他ユーザーから盗用した画像などを利用。同社が確認した限り、3パターンが見られたが、いずれも誘導先はアダルトサイトで、アフィリエイトプログラムによる報酬が目的だったと見られている。

同社は、見知らぬユーザーからのアクションに対して用心が必要と指摘。不正なアカウントを見つけた場合は、Instagramに報告するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
外部サーバで一時運用した「サブドメイン」の乗っ取りに注意
「au PAY」装うフィッシング - ポイントプレゼントなどと誘惑
プレゼント装うフィッシング詐欺 - 本人確認と称してクレカ情報詐取
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド
JR西日本の「WESTER」装うフィッシング - ポイントプレゼントで誘惑
「プロミス」装うフィッシングメール - 偽サイトに誘導
JAバンクの利用者を狙うフィッシング攻撃
Check Point、脅威情報プラットフォームのCyberintを買収
本文中の「2次元コード」から偽サイトへ誘導するフィッシング