Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部デル製UTMにサービス拒否の脆弱性 - UDが公開

デルのUTMアプライアンス「SonicWall TotalSecure TZ 100シリーズ」に、サービス拒否の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関ではアップデートを呼びかけている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品において細工されたパケットを処理すると、サービス拒否の状態に陥る脆弱性「CVE-2015-7770」が存在。ファームウェアが5.9.1.0-22oより前のバージョンに影響があるという。

同脆弱性は、FFRIが情報処理推進機構(IPA)へ報告。JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。脆弱性を修正したアップデートが公開されており、対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開