IDカード作成用の個人情報を海外出張で紛失 - 高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構(KEK)の職員が、海外出張中に個人情報を保存した外部記憶メディアを紛失したことがわかった。
ヨーロッパ出張で渡航していた10月18日に、SSDが入ったインナーバックの紛失に気が付いたもの。利用した航空会社や空港の遺失物センターに問い合わせたが、発見されていない。
所在不明となっているSSDには、放射線管理区域カードの作成に使用した職員や大学院生、職員、研究員など5458人の氏名のほか、職員カード作成に関する個人情報2519件、連絡体制表に含まれる個人情報38件など、のべ8015件の個人情報が保存されていた。
同機構では、紛失した放射線管理区域カードのデータを使って、機構の放射線管理区域内に立ち入りできないことを確認。対象となる関係者には事情を説明し、謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2015/11/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メールを「CC送信」、イベント参加者のメアド流出 - 神奈川県
学内向けクラウドで学生情報が閲覧可能に、権限設定ミスで - 京都府立大
閲覧制限が自動解除される不具合 - dodaスカウトサービス
ランサム被害で8478人分の個人情報流出を確認 - カシオ
メルアカがスパムの踏み台に、個人情報流出の可能性も - 宮崎大
誤送信でセミナー参加者のメアドが流出 - 埼玉県産業振興公社
高野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
執務室で保管していた個人情報含むHDDが所在不明 - ジェトロ
約40万件の個人情報が流出した可能性 - ニデック子会社
全学生の個人情報を海外協定校へ誤送信 - 上智大