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標的型攻撃、実行ファイル以外も注意を - 前四半期と異なる傾向

メールの送信元を見ると、前四半期同様、日本国内から発信されたものがもっとも多く、前四半期から4ポイント増となる22%。「中国(17%)」「韓国(9%)」が続く。一方、送信国のIPがわからないケースは、前回より少なくなっているものの、52%にのぼる。

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添付ファイルの種類(グラフ:IPA)

接続先を見ると、前回は半数近くを占めて香港が最多だったが、今回は韓国が55%を占めて最多。「スーダン(14%)」「日本(7%)」「スウェーデン(7%)」が続いた。

攻撃手法としては、添付ファイルを悪用するケースが48%にのぼり、リンクを利用した攻撃9%を大きく上回る。セキュリティ製品で削除した43%も多くは添付ファイルと見られる。

添付ファイルの種類に関しては、前回すべてが「実行ファイル」だったが、今回は全体の30%まで割合が縮小。そのうち半数は、文字の並びを逆にする「RLO」のテクニックを用いて拡張子を偽装していた。

(Security NEXT - 2015/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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