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個人情報聞き出すスパム送信の踏み台に - とちぎ青少年センター

とちぎ青少年センターの指定管理者が使用しているメールアカウントが不正アクセスを受け、大量のスパムメールが送信されていたことがわかった。

栃木県によれば、指定管理者である栃木県青年会館において、不正アクセスによりメールアカウントが乗っ取られ、同センターで利用するメールアドレスから大量のスパムメールが送信されていたという。10月12日8時過ぎに異常へ気が付いた。

発信されたスパムメールは英語で記載されており、氏名や住所、電話番号、年齢、職業などの個人情報を聞き出す内容だった。同センターではメールの使用を停止し、原因や被害状況について調査を行っている。

同県では、同センターのメールアドレスより送信されたメールは開封せず削除するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/10/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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