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Apple、「OS X El Capitan」で脆弱性99件を解消 - 「Thunderstrike」も修正

Appleは、Mac OS Xの最新版となる「OS X El Capitan 10.11」を提供開始した。新機能の追加にくわえ、「Thunderstrike」をはじめ、99件の脆弱性を修正した。

今回のアップグレードでは、CVEベースで99件の脆弱性を解消。メモリ破壊が生じ、コード実行されるおそれがある「CVE-2015-5868」をはじめ、カーネルに含まれる10件の脆弱性に対応した。

さらにEFIに関する脆弱性2件へ対処しており、セキュリティ研究者によって1月に指摘された脆弱性「CVE-2015-5914」を解決した。同脆弱性は、別名「Thunderstrike」としても知られ、悪意あるApple Ethernet Thunderboltアダプタによって突くことにより、ファームウェアを書き換えられるおそれがある。

また「CFNetwork」や「IOGraphics」に関する脆弱性を解消。グラフィックドライバや「bash」「OpenSSL」「OpenSSH」「ApachePHPモジュール」「Ruby」「SQLite」のほか、修正は多岐に渡っている。

(Security NEXT - 2015/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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