ゲートウェイ製品「InnGate」に複数の脆弱性
ANTlabsのゲートウェイ製品「InnGate」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。修正したファームウェアが公開されており、セキュリティ機関なども対応を呼びかけている。
同製品は、来客者向けにネットワークを提供するためのゲートウェイ。EシリーズやGシリーズ、IG3100などの一部ファームウェアに、管理ユーザーの認証情報が取得されるおそれがあるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-2850」や、製品のデータベースを不正に操作されるおそれがあるSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2015-2849」が存在するという。
同社では、脆弱性を修正したファームウェアの提供を開始しており、アップデートすることにより脆弱性を解消できる。
(Security NEXT - 2015/07/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco IOS」脆弱性、公表から7年後も攻撃が継続
ホスティング管理ツール「Plesk Obsidian」に脆弱性 - アップデートで修正
「Docker Desktop」に深刻な脆弱性 - コンテナからAPIアクセスのおそれ
「iPhone」「iPad」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
Apple、「Mac」の脆弱性を修正 - 標的型攻撃に悪用か
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も