Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ジャパンネット銀装うフィッシングSMSに注意

フィッシング対策協議会は、ジャパンネット銀行を装ったフィッシング攻撃が発生しているとして注意を呼びかけている。

20150707_ap_001.jpg
確認されたショートメッセージ(画像:フィッシング対策協議会)

同協議会が確認したのは、ショートメッセージを悪用した攻撃。「パスワードが翌日に失効する」などといったメッセージを携帯電話やスマートフォンに送りつけ、ユーザーの不安を煽る。

SMSを悪用したフィッシング攻撃は、5月初旬ごろより確認されており、6月に入ってからも同様の攻撃が続いている。「三井住友銀行」「三菱東京UFJ銀行」を装った手口が確認されており、フィッシング対策協議会では警戒を強めている

今回発見されたフィッシングサイトは、7月6日の時点で稼働しており、同協議会では、閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。

アカウント情報や個人情報を誤って送信しないよう注意喚起するとともに、類似した攻撃に気を付けるようアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2015/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
「Movable Type」のPWリセット機能に複数脆弱性 - 修正版公開
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍