Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress用リンク切れチェックプラグインに脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)であるWordPressの利用者向けに提供されているプラグインソフト「Broken Link Checker」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が含まれていることが判明した。

同ソフトウェアは、WordPressにおいてリンク切れをチェックできるプラグイン。同プラグインの「同1.10.8」より以前のバージョンに、蓄積型のクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2015-5057」が含まれていることが判明したもの。

脆弱性を悪用された場合、ブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるおそれがある。開発者は、脆弱性の判明を受け、修正版となる「同1.10.9」の提供を開始している。

(Security NEXT - 2015/06/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性