メール開封でマルウェア感染、個人情報が流出か - 東京商工会議所
東京商工会議所の事務局員が使用するパソコンがマルウェアに感染し、内部に保存されていた個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。
個人情報流出の可能性を公表した東京商工会議所
マルウェアが感染していたのは、同会議所国際部の事務局員が使用しているパソコンで、5月22日に判明した。同会議所では、業務関連メールを装った標的型攻撃メールを開いたことにより感染したと説明している。
マルウェアが感染していたパソコンには、同会議所が主催したセミナーの参加者名簿などを保存しており、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、会社名など含まれる。流出した個人情報は約1万件以上にのぼると見られている。
同会議所では対象となる関係者に連絡。二次被害の防止や再発防止に向けたセキュリティ対策を実施しているという。また、あらたな情報が判明次第、ウェブサイトなどで報告する方針。
(Security NEXT - 2015/06/10 )
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