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RDP経由でサーバ侵入、従業員情報流出の可能性 - ジャパンガス

滅菌関連事業などを手がけるジャパンガスは、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、従業員に関する個人情報が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、5月にシステム障害が発生。外部協力のもとフォレンジック調査を行ったところ、複数のサーバが侵害されていたことが判明したもの。

攻撃者は、インターネットに接続されているファイアウォール経由でリモートデスクトップ接続によりサーバへ侵入。ランサムウェアを実行したことが確認されたという。

攻撃者がアクセスを試みたサーバには、同社の人事システムと給与システムがあり、従業員の個人情報が保存されていた。

情報を持ち出された明確な痕跡は見つかっておらず、外部における情報の公開や二次被害なども確認されていないが、情報が流出した可能性がある。

(Security NEXT - 2024/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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