MS、暗号スイートの適用優先度設定を改善するプログラム
マイクロソフトは、「Windows 7」以降に対して暗号スイートを利用する際の優先度を設定できるようにする更新プログラム「3042058」の提供を開始した。
同プログラムでは、システムの既定一覧に暗号スイートを追加し、適用優先度の設定を改善するもの。追加される暗号化スイートは、以下の4種類。
TLS_DHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
TLS_DHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256
TLS_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
TLS_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256
対象となるOSは、「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」「Windows 8」「Windows Server 2012」「Windows 8.1」「Windows Server 2012 R2」。当初は、ダウンロードセンター経由の配布のみとなる。「Microsoft Update」などを通じた配布は、2015年第4四半期を予定している。
(Security NEXT - 2015/05/26 )
ツイート
PR
関連記事
サンプルコードなどの既知シークレット流用、サイト侵害の原因に
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
コンテナ保護基盤「NeuVector」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
グループ会社サーバから個人情報が流出 - 茨城県の人材サービス会社
一部サーバでランサム被害、データ転送量は限定的 - HAホールディングス
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
