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帳票を手で破り指定外ゴミ袋で廃棄、回収されず散乱 - NTT西日本委託先

NTT西日本は、委託先従業員が顧客情報記載の帳票を不適切に廃棄し、一部が所在不明となっていることを明らかにした。159件が未回収となっている。

山口支店の業務委託先であるソルコムマイスタの従業員が、5月1日に顧客情報記載の帳票を規定の方法で廃棄せず、一部が所在不明になっているもの。

本来はシュレッダーによる裁断や焼却処理をすることとなっていたが、手で破り、自治体指定外のごみ袋に入れて廃棄しようとしたという。しかし廃棄物として回収されず放置された状態となり、一部が散乱、そのまま紛失した。

帳票は、山口県萩エリアで2013年3月から2015年4月の間に電話工事を行った顧客に関する情報が記載されており、1925件にのぼる。氏名、住所、電話番号が記載されていた。そのうち回収できたのは1766件で、のこる159件が未回収だという。

同社では、帳票が回収できなかった顧客に対し、個別に説明と謝罪を行う。

(Security NEXT - 2015/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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