Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報3000件含む帳票が所在不明 - 第一生命子会社

第一生命保険の子会社であるネオファースト生命保険において、顧客情報約3000件含む帳票が所在不明になっていることがわかった。給付金や保険金の支払いに影響はないとしている。

4月14日に、保管期限の10年間が経過した2004年度分の帳票を廃棄しようとした際、所定の保管場所に同年度および2005年度分の帳票が保管されていないことが判明したもの。同社内の捜索を行ったが発見できなかったという。

所在がわからなくなっているのは、受領した保険料を会計処理する際に使用する事務帳票。顧客約3000人分の氏名や証券番号、保険料の仮受金の残高などが記載されていた。

同社では、帳票は保管期限前に誤って廃棄した可能性が高いとしており、不正利用の報告も確認されていない。また給付金や保険金の支払いに影響はないとしている。

(Security NEXT - 2015/04/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
自転車帰宅途中に個人情報含む書類が盗難 - 東京土建国保
元従業員が顧客情報持ち出し、在職者も関与 - プルデンシャル生命
資料スキャンのつもりが同報ファックスによる誤送信に - 印西市
元社員に顧客情報を漏洩 転職時に持ち出しの疑いも - ジブラルタ生命
ランサム被害の保険見直し本舗、個人情報流出の可能性
介護サービス利用者情報を複数介護事業者にメール誤送信 - 四万十町
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
申請書など受領書類の紛失が複数判明、管理不十分で - 厚労省