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「HP Network Automation」に複数の脆弱性

ネットワークデバイスの運用管理を自動化する「HP Network Automation」に複数の脆弱性が発見されたとして、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同製品のウェブ管理画面に、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」や「クリックジャッキング」「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」など、複数の脆弱性が存在することが判明したもの。

脆弱性が悪用された場合、攻撃者が認証されているユーザーにリクエストを送信させることで、不正なコードを実行させたり、サービス拒否、権限の昇格、情報漏洩などが発生するおそれがあるという。

「同10.x」「同9.0x」「同9.2x」「同9.1x」に影響があり、修正版として「同09.22.02」「同10.00.01」が公開されている。

(Security NEXT - 2015/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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