Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「HP Network Automation」に複数の脆弱性

ネットワークデバイスの運用管理を自動化する「HP Network Automation」に複数の脆弱性が発見されたとして、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同製品のウェブ管理画面に、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」や「クリックジャッキング」「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」など、複数の脆弱性が存在することが判明したもの。

脆弱性が悪用された場合、攻撃者が認証されているユーザーにリクエストを送信させることで、不正なコードを実行させたり、サービス拒否、権限の昇格、情報漏洩などが発生するおそれがあるという。

「同10.x」「同9.0x」「同9.2x」「同9.1x」に影響があり、修正版として「同09.22.02」「同10.00.01」が公開されている。

(Security NEXT - 2015/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性