Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

全国古民家再生協会のサイトが改ざん - 閲覧でマルウェア感染のおそれ

古民家の再生や保護に関する事業を展開する全国古民家再生協会のウェブサイトが、不正アクセスにより改ざんされていたことがわかった。

不正アクセスによるサイト改ざんは、3月15日から18日にかけて発生。期間中に同協会のサイトへアクセスした場合、不正サイトに誘導され、マルウェアに感染するおそれがあった。個人情報に関しては、改ざんされたサーバとは別のサーバで取り扱っているとして、今回の不正アクセスによる外部流出の可能性については否定している。

同協会では一時的にサイトを停止して修正を行い、安全を確認したうえで20日に再開した。心当たりがある利用者へ、セキュリティ対策ソフトを用いて、マルウェアへ感染していないか確認するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2015/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
「JWE」のRuby実装に深刻な脆弱性 - 総当たり攻撃のおそれ
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
「Dell PowerProtect Data Domain」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「NVIDIA Triton Inference Server」に複数の深刻な脆弱性
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を