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朝日新聞のPC17台がマルウェア感染 - 11月より情報流出か

朝日新聞において、社内にある複数台のパソコンがマルウェアに感染し、社内のデータなどが外部へ流出していたことがわかった。

パソコンが外部サーバと不審な通信を行っていることが1月9日に判明。13日にネットワークから切り離して調査したところ、内部のパソコン17台がマルウェアに感染していることを確認。感染したのは、外部からの指令により情報を盗み出すマルウェアだったという。

情報流出は2014年11月下旬から始まり、社内外でやりとりしたメールや、作成した文書などの一部だと見られている。同社では警察に被害届を提出。感染経路や被害状況について調査を行っている。

(Security NEXT - 2015/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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