ネットバンク関連の被害経験、法人利用者の36.5% - 不正出金被害も
法人預金者では「スパイウェアへの感染(5.6%)」のほか、「個人情報や口座情報の流出(1.2%)」「預金の不正出金(0.7%)」などの被害も報告されている。
2012年より被害や危険に遭った割合は大幅に増加しているが、オンラインバンキング全体のセキュリティに不安を感じている個人ユーザーの割合は、微増にとどまった。不安を「感じる」「どちらかといえば感じる」をあわせると63.9%で、2012年より4.2ポイント増えた。
オンラインバンキングの利用で銀行を選択する際、最も重要視するのは個人法人ともに「セキュリティ」との回答が最多だったが、個人ユーザーでは73.5%と、2012年の80.6%から後退している。この2年間でセキュリティ対策を強化した銀行が増えたため、セキュリティ対策は当然であえて重視する必要がないとの認識が広がっているのではないかと同行では分析している。
(Security NEXT - 2015/01/15 )
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