Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性攻撃サイトへのアクセス誘導が4万件弱 - 更新未適用者が標的に

日本国内からアクセスされた脆弱性攻撃サイトでは、約80%で複数の脆弱性を攻撃する「Rig Exploit Kit」が使われていたことがわかった。

トレンドマイクロが、同社クラウド基盤を用いて、2014年10月の1カ月間に日本国内のIPアドレスからアクセスがあった脆弱性攻撃サイトのURLを抽出し、調査を行ったもの。

同社によれば、1200以上の攻撃サイトで利用されたドメインへ、国内から約3万8000件のアクセスが行われていたという。これらの攻撃サイトで使用されている攻撃キットを分析したところ、79.4%が「Rig Exploit Kit」だった。

同ツールは、アクセスした端末の環境をJavaScriptで確認し、環境に応じて脆弱性を攻撃するのが特徴。

具体的には、セキュリティ対策製品の有無を確認し、存在する場合は攻撃をせずに終了するが、セキュリティ対策ソフトがインストールされていないことを確認すると、「Internet Explorer」や「Java」「Silverlight」「Flash Player」のバージョンを確認し、1つでもアップデートされていない場合は攻撃が行われるという。

同ツールは、ワールドワイドにおいても、2014年第3四半期に2番目に多く使用されるなど、国内外関わらず悪用が進んでいた。

一方、海外で「Rig Exploit Kit」と双璧をなす「Magnitude Exploit Kit」については、国内において1%未満の検出率で、国内外において異なる傾向が見られたという。

(Security NEXT - 2014/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Mozilla、「Firefox 156」をリリース - 脆弱性73件に対応
隔離実行環境「Docker Sandboxes」に複数脆弱性 - 修正版を提供
「IBM Guardium Data Security Center」に脆弱性 - 早急に更新を
「Cisco ISE」に42件の脆弱性 - 複数の深刻な脆弱性、一部で悪用確認
米当局、「Acronis」「Cisco ISE」など脆弱性3件の悪用を警告
「BIND 9」に緊急脆弱性 - 1パケットでDoS攻撃が可能
Apple、「macOS Golden Gate 27」を公開 - 脆弱性210件に対処
HPEの「SD-WAN」関連製品に複数の深刻な脆弱性 - 修正版を提供
Oracle、月例セキュリティアップデートを公開 - のべ673件を修正
Apple、「iOS 27」「iPadOS 27」で多数脆弱性に対応 - 「同26.7」も公開