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「VRED」にリモートよりコード実行が可能となる脆弱性

3Dビジュアライゼーションやバーチャルプロトタイピングが行えるオートデスクのグラフィックソフトウェア「VRED」に、外部から任意のコードが実行可能となる脆弱性が判明した。

セキュリティ機関によれば、「VRED Professional 2014」のウェブサーバにおいて「Python API」の実装に問題があり、認証なしにOSコマンドの実行が可能となる脆弱性「CVE-2014-2967」が存在するという。

脆弱性を解消した「Autodesk VRED SR1 SP8」が提供されており、セキュリティ機関では対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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