Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ対策ソフト未定義の不審ファイルを駆除、実行証跡取得できる「SFChecker」

ディアイティは、セキュリティ対策ソフトに未定義の不審ファイルに対して、駆除や証跡の取得が行える「Suspicious File Checker」を、7月1日より販売を開始する。

同製品は、組織内のエンドポイントに侵入した不審ファイルの駆除などをサポートするセキュリティソリューション。重要インフラ業者などの要望を受けて同社が開発し、これまで活用してきたが、今回あらたに商品化したという。

未定義のためにセキュリティ対策ソフトで駆除ができない不審ファイルに対し、ファイルパスや対応を設定することで、ネットワーク内の端末に対して一元的な操作が可能となるもので、ファイル実行の強制停止や削除、移動、複製のほか、実行証跡の取得が行える。

また不審ファイルの情報は、ファイルサーバに設定しておくことで、定期的にクライアントから読み込み、対策を実行できるほか、結果をレポートとして取得できる。

価格は50万円から。またオプションサービスとして、プログラムのハッシュ値の提供や、疑わしいファイルのマルウェア判定サービスを用意している。

(Security NEXT - 2014/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
開発環境が侵害 マルウェア感染と個人情報流出を確認 - ジモティー
「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
仮想環境を狙うマルウェア「BRICKSTORM」 - 中国政府系攻撃者が悪用
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性