Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

広告拡散マルウェア、PC情報を外部送信 - 設定ファイル取得する機能も

マイクロアドの広告ネットワーク経由で、マルウェア配布サイトへ誘導する広告が配信された問題で、セキュリティベンダーは誘導先の偽サイトで配布されたマルウェアについて調査を進めている。

問題の広告は、埋め込まれたスクリプトにより「Adobe Flash Player」を最新版へアップデートするよう促す警告を表示。誘導先は、Adobe Systemsの正規サイトに見せかけたマルウェア配布サイトだった。

動画サイトの「ニコニコ動画」で広告が配信されたことが判明しており、同サイトを閲覧した際にソフトウェアのアップデートが必要であると信じたユーザーが誘導され、マルウェアと知らずにインストールしてしまったおそれがある。

カスペルスキーによれば、誘導先の偽サイトでは、「Flash Player」のインストーラに見せかけて実行ファイル「setup.exe」を配布。ダウンロードするたびにハッシュ値が変わるようになっていた。

またシマンテックによれば、感染するのはウェブブラウザの情報やコンピュータのGUID、ハードディスクのシリアル番号、MACアドレスなどを窃取し、外部に送信する機能を備えたトロイの木馬だったという。

さらに外部より設定ファイルをダウンロードするしくみで、取得する設定ファイルは暗号化されており、ダウンロードごとに異なるファイルを取得するという。

(Security NEXT - 2014/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インシデント件数が1.3倍に - 「フィッシング」の増加目立つ
ハラスメント対策情報サイトが改ざん、個人情報流出は否定 - 厚労省
「偽警告」相談が2割増 - 「フィッシング」関連は1.5倍に
顧客にフィッシングメール、予約システム侵害か - HOTEL CYCLE
米当局、「Zimbra」「Versa Concerto」など脆弱性5件の悪用に注意喚起
米当局、「Gogs」の脆弱性悪用に注意喚起 - 修正コードが公開
講師がサポート詐欺被害、個人情報含む私物PCが遠隔操作 - 群馬県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を