Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

製品利用者向けダウンロードソフトでマルウェア感染のおそれ - バッファロー

バッファローが、同社製品利用者向けにソフトやドライバなどを配布しているダウンロードサーバにおいて、マルウェア汚染が発生していたことがわかった。

同社によると、外部へ委託していたダウンロードサーバの一部ファイルが、マルウェアに改ざんされていたもので、5月27日6時から13時にかけて同サーバより対象となるファイルをダウンロードし、実行すると感染するおそれがあった。

対象となるのは、いずれも実行ファイルとして提供されていたファイル。「エアナビゲータ Ver.12.72」「同Ver.10.40」「同Ver.10.30」「エアナビゲータライト Ver.13.30」「エアナビゲータ2ライト Ver.1.60」など含まれる。

さらに「子機インストールCD Ver.1.50」「DriveNavigator for HD-CBU2 Ver.1.00」「LinkStationシリーズ ファームウェア アップデーター Ver.1.68」「HP6キャッシュ コントロール ユーティリティ Ver.1.31」「BSBT4D09BK・BSBT4PT02SBK・BSMBB09DSシリーズ(マウス付属USBアダプター)ドライバー Ver.2.1.63.0」なども影響を受ける。

同社では、ファイルの提供を中止し、問題が発生したダウンロードサイトの緊急メンテナンスを実施している。また心当たりがある利用者に対して、最新の状態へアップデートしたセキュリティ対策ソフトを用いて、ウイルスに感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
露APT28のマルウェア「GooseEgg」が見つかる - 2019年4月よりゼロデイ攻撃を展開か
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出
委託先がサポート詐欺被害、個人情報流出のおそれも - 焼津市
「サポート詐欺」の高齢者被害が大幅増 - ネット銀の接続促す手口も
早大公認新聞サークルサイト、マルウェアダウンロードのおそれ