Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【人材育成】「セキュキャン2014」の参加募集開始 - 応募に技術力要するクラスも

セキュリティ・キャンプ実施協議会と情報処理推進機構(IPA)は、若年層向けの合宿イベント「セキュリティ・キャンプ中央大会2014」の参加者募集を開始した。

20140516_ip_001.jpg
セキュリティ・キャンプ中央大会2014

同イベントは、4泊5日の合宿形式でサイバーセキュリティの知識と技術を学ぶ学生を対象としたキャンプ。技術はもちろんのこと、モラルやセキュリティ意識、職業意識、自立学習意識などの向上といった人材育成や、それら能力に長けた人材の発掘を目的に、2004年度より毎年開催されており、これまでの参加者は438名に及ぶ。

学習テーマは、2013年度の「まだ見ぬ脅威を先取りし、防御を考えられる」をさらに掘り下げ、進化が早いウェブ関連技術などを取り扱う予定。また「コンピュータの動作原理」を理解し、脅威の可能性を追求する技術についても取り上げるという。

具体的には、専門が異なる「ソフトウェア・セキュリティ・クラス」「ウェブ・セキュリティ・クラス」「ネットワーク・セキュリティ・クラス」「セキュアなシステムを作ろうクラス」を設けている。「ネットワーク・セキュリティ・クラス」への応募に関しては、応募者の技術力を測るため、細工を施したファイルを正しく読み解く必要があるなど、あらたな試みも盛り込んだ。

キャンプの対象者は、国内在住で22歳以下の学生、生徒で、募集人数は約40名。日程は、2014年8月12日から16日までで、会場は千葉市のクロス・ウェーブ幕張。参加費は無料で、交通費や宿泊費なども支給される。

応募の締め切りは6月16日17時必着。各クラスの概要や講師陣などイベントの詳細や、応募用紙などは、IPAのウェブページから。

(Security NEXT - 2014/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「セキュリティ・キャンプフォーラム2025」、オンラインで開催
読プレ応募者情報が閲覧可能に、フォーム設定ミスで - 琉球新報
Ciscoがアドバイザリ3件をリリース - 一部で悪用コードが利用可能
「セキュリティ・キャンプアワード2025」 - 学会発表の旅費支援も
メール誤送信、防災イベント申込者のメアド流出 - 松前町
「GCC 2025 Taiwan」、2025年2月に開催 - 国内参加者を募集
ボランティアによる撲滅競技 - フィッシングサイト約2200件が停止
例年以上に高倍率、狭き門突破した学生が「セキュキャン」に集結
「セキュリティ・キャンプ2024全国大会」の応募受付を開始
「ClamAV」にアップデート - 脆弱性2件を解消