Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者の個人情報含むUSBメモリを医師が紛失 - 東京医科歯科大病院

東京医科歯科大学医学部付属病院の医師が、患者の個人情報が保存されたUSBメモリを紛失していたことがわかった。

20140512_ti_001.jpg
紛失が発生した東京医科歯科大学

4月26日9時ごろ、同医師がJR武蔵野線の車内にUSBメモリ2本が入った鞄を置き忘れたもので、紛失したUSBメモリには、あわせて患者225人分の手術症例リストや画像データが保存されていた。

保存されていた患者情報のうち、「氏名」「ID」「年齢」「性別」など215人分の症例リストについては、パスワードで保護されていたが、患者16人分のデータについては、氏名、生年月日、画像データ、所見など含まれるものの、パスワードが設定されていなかった。

一部重複しているため、対象となる患者は225人で、同大学では、文書による謝罪を行っている。個人情報の不正利用は確認されていない。

(Security NEXT - 2014/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
個人情報含むUSBメモリが鞄ごと盗難 - 盛岡ガス燃料
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院