Oracle、定例アップデートで10製品グループ104件の脆弱性に対応
Oracleは、同社製品向けに定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。
CPUは、四半期ごとに公開しているもので、今回のアップデートでは、同社の10製品グループにおいてあわせて104件の脆弱性に対応した。
具体的に見ると、「Oracle Database」や「Java SE」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Fusion Applications」「Oracle Hyperion」「Oracle Applications E-Business Suite」「Oracle and Sun Systems Product Suite」「Oracle Linux and Virtualization」「Oracle MySQL」など多岐にわたる。
共通脆弱性評価システム「CVSS v2」においてスコアが「7.0」以上の「レベルIII(危険)」とされる脆弱性は24件。そのうち「Java SE」に関する脆弱性が21件と大半を占めており、スコアが満点となる「10.0」の脆弱性も4件あった。
同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/04/16 )
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