IPA、Androidアプリの脆弱性を「学習」「点検」できるツール
情報処理推進機構(IPA)は、Androidアプリの脆弱性について学習し、開発したアプリの脆弱性を点検できるツール「AnCoLe(アンコール)」を公開した。
同ツールは、Androidアプリ開発者向けに脆弱性に関する「学習」と「点検」機能を提供するもので、タオソフトウェアが開発した。
学習機能では、攻撃アプリを使って脆弱性のあるサンプルアプリに攻撃を試行し、被害を体験でき、原因の特定や対策方法を学習。サンプルアプリの脆弱性を実際に修正することができる。
さらに点検機能では、利用者が実際に開発したアプリに脆弱性や問題点がないか点検することが可能。その結果、問題となる箇所が見つかった場合は、同ツールの学習機能を使って対策方法を学ぶことができる。
同ツールは、IPAのウェブサイトからダウンロードして利用できる。動作にはEclipseなど開発環境が必要。
(Security NEXT - 2014/04/11 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
