足利銀、不正ログインの痕跡十数件を確認
足利銀行において、第三者が利用者になりすましてログインする「不正ログイン」の被害が発生していたことがわかった。同行では利用者に対し、注意を呼びかけている。
不正ログインを確認した足利銀行
同行によれば、4月4日9時ごろに大量のログイン要求を検知したことから調査を行ったところ、十数件のアカウントにおいて、不正にログインされた痕跡を確認したという。今回の不正ログインにともなう不正送金の被害は確認されていないが、口座に関する情報が漏洩した可能性がある。
同行では、不正ログインが確認された顧客については、インターネットバンキングの提供を停止。個別に連絡してパスワードを変更するよう依頼した。
同行は今回の不正ログイン被害の発生を受けて、モニタリングを強化するほか、利用者に対して、パスワードの使い回しを避けたり、過去のログイン履歴を確認するなど、被害防止に向けて注意を呼びかけていく。
(Security NEXT - 2014/04/07 )
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