患者の個人情報含むファイルを院生が第三者にメール送信 - 浜松医大
浜松医科大学は、大学院医学系研究科の大学院生が、患者の個人情報含むファイルを、誤って無関係の第三者にメール送信していたことを明らかにした。
3月4日、同院生が研究会での発表に使用するため、患者の個人情報含むExcelファイルを個人のPCに保存して学外に持ち出したが、翌5日に研究会で代わりに発表することになった別の大学院生にファイルをメール送信したところ、誤って第三者へ送られたという。
誤送信したファイルには、患者115人の氏名、性別、年齢、ID、喫煙歴、治療情報などが記載されていた。これらデータに匿名化や暗号化といったセキュリティ対策は取られていなかった。
誤送信先には、同日中にファイルの削除を依頼し、削除を実施したという返信を確認。対象となる患者には、個別に説明と謝罪を進めている。
(Security NEXT - 2014/03/14 )
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