「特価COM」ではカード情報の漏洩発生せず - ストリームへの不正アクセス
ストリームが運営する通信販売サイトから、顧客情報が流出した可能性が高いことが判明した問題で、同社は各サイトで利用者向けのアナウンスを開始した。

カード情報の漏洩はなかった「特価COM」
今回の不正アクセスは、同社が運営する「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」のウェブサーバが不正アクセスを受けたもの。2013年11月にカード会社より不正利用について指摘があり、その後の調査で脆弱性を突かれて侵入された痕跡が見つかった。最大9万4359件の顧客情報が流出した可能性があるという。
同社は、各ウェブサイトで利用者に対して今回の不正アクセスに関する告知を開始。影響範囲など詳細についてアナウンスしており、あらたに「特価COM」では、利用者の氏名やメールアドレスに限られ、クレジットカード情報の漏洩はなかったことを明らかにしている。
一方クレジットカードの情報が漏洩した可能性がある「ECカレント」および「イーベスト」に関しては、クレジットカード会社へ番号を通知。不正利用防止を要請した。
また同社はアナウンスを通じてセキュリティ対策を実施したことを説明。利用者に対しては、パスワードをこれまで利用したことないものへ変更するよう依頼するとともに、フィッシングといった迷惑メールへの注意を喚起。迷惑メールが送信される頻度が高い場合はメールアドレスを変更してほしいと呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/01/31 )
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