Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracleが定例パッチを公開、9製品グループの脆弱性144件を修正

Oracleは、同社製品向け定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。「Java SE」のアップデートも含まれる。

CPUは、四半期ごとに公開しているもので、今回のアップデートでは、同社の9製品グループにおいて合計144件の脆弱性を修正した。これには「Java SE」の修正36件も含まれる。

具体的には、「Oracle Database」や「Java SE」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Applications E-Business Suite」「Oracle FLEXCUBE Products Suite」「Oracle and Sun Systems Product Suite」「Oracle Linux and Virtualization」「Oracle MySQL」など多岐にわたる。

共通脆弱性評価システム「CVSS v2」においてスコアが「7.0」以上の「レベルIII(危険)」とされる脆弱性は20件。そのうち14件は「Java SE」に関する脆弱性で、10点満点中「10.0」と評価された脆弱性5件を含む。

同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ