Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールアカウント奪われ、スパム送信の踏み台被害に - 労働者健康福祉機構

労働者健康福祉機構の熊本産業保健推進連絡事務所において、メールアカウントの乗っ取られ、迷惑メールの大量送信に悪用される被害が発生した。

同事務所によれば、2013年12月20日9時から11時ごろにかけて、一部メールアカウントとパスワードが不正に利用され、大量の迷惑メールが発信されたという。同事務所では、同日中にパスワードを変更したが、不正アクセスを受けた期間中にメールの内容を閲覧された可能性もあるとしている。

同事務所では原因について調査中としており、今後は不正アクセス対策を講じる。また、期間中に同事務所のメールアドレスから送信されたメールについては、ウイルス感染などの危険があるとして、添付ファイルを開いたり、記載されたURLなどへアクセスせず、削除するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
計算用サーバが攻撃の踏み台に、テストアカを侵害 - お茶大
クラウド利用増加で標的型攻撃が進化 - 「初期アクセス」獲得阻止が重要に
Barracuda ESGの侵害、中国関与か - スパム装いゼロデイ攻撃を隠蔽
不正アクセスでスパム送信の踏み台に - 富士ロジテックHD
複数メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - G.O HD
重要インフラ狙う中国関与の「Volt Typhoon」攻撃 - 中小企業も攻撃の踏み台に
盛岡市でスパムの踏み台被害 - 連絡先が未更新で初動に遅れ