三井住友銀、ネットバンキングの認証方式をOTPに統一 - 「パスワードカード」を全顧客に無料提供
三井住友銀行は、インターネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」の本人認証方式をワンタイムパスワードに統一し、10月21日よりすべての顧客に「パスワードカード」を無料提供する。
同行では、暗証番号の詐取による不正送金対策として、2013年1月より希望者にワンタイムパスワード生成機を無料で提供し、暗証カードを使った乱数表方式と併用することでセキュリティ強化を図ってきたが、今回、さらなる強化策としてカード型ワンタイムパスワード生成機「パスワードカード」を導入するもの。
振込などの重要取り引きや住所変更などを行う際の認証方式をワンタイムパスワードに統一する。ネットバンキングの新規契約者、および切り替えを希望する利用者には無料でパスワードカードを提供する。ただし再発行は有料。現行の認証方式も当面利用できるが、一定期間経過後に廃止する予定。
(Security NEXT - 2013/09/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイバー攻撃による個人情報流出が判明 - HOYA
法人の不正送金被害額が急増 前四半期比4.5倍に
臨時特別給付金支給要件確認書168件に別人の口座情報 - 燕市
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
広島県、庁内で書類紛失 - 貸出記録なく確認に時間
2024年4Qのクレカ不正利用被害額、約22%増 - 過去最多
顧客情報含む明細表を紛失、誤廃棄の可能性 - 沖縄銀
悪質ECサイトの通報、前年から約3割減 - JC3まとめ
フランチャイジー向けシステムで誤設定、改修時に発生 - 三菱UFJニコス
「サポート詐欺」で1000万円超の被害 - ネットバンクへ誘導