AmazonのAndroidアプリストアに偽アプリが混入 - 無線LANクラックアプリ装うも単なる広告
米Amazonが展開するAndroid向けアプリストアに偽アプリが混入したことがわかった。
米Symantecによれば、問題のアプリは、付近にある無線LANのパスワードを解析するなどと説明した「Password Wifi Hacker Plus」。実際にそのような機能は実装しておらず、広告表示が目的のアプリだった。
複数の広告コンポーネントを含み、位置情報を取得するほか、通知パネルやポップアップから広告を表示するという。同社では、同アプリを「Android.Fakeapp」として検知するよう対処。Amazonに不正アプリを報告した。
Androidアプリは、公式サイトであるGoogle Play以外でも、各企業が独自に安全基準などを設けてアプリストアを展開している。Symantecでは、アプリが機能を実装しているか特定することは容易ではなく、アプリストアから不正アプリを除外することは難しいと指摘。セキュリティ対策ソフトの活用を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/07/05 )
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