佐倉市で住民検診の個人情報流出 - 匿名でデータ入りUSBメモリ届く
千葉県佐倉市は、住民検診対象者の個人情報1万9741件が流出したことを明らかにした。市長宛てに匿名の文書とUSBメモリが郵送され、流出が発覚したという。
流出したのは、2007年度の検診対象者1万9492人の個人情報と、2008年7月5日に実施された第1回検診の結果249人分。5月21日、市長宛てに匿名の封書で届いたという。
封書の中には、「日本健康倶楽部からの流出と思われるデータを入手した」とする内容の文書とUSBメモリが入っており、データを確認したところ、住民検診のデータであることが判明した。
いずれも、住民検診を委託している日本健康倶楽部が作成したもので、同事業者から流出した可能性が高いという。同市では、委託事業者から流出した可能性も含め調査を進めている。
漏洩にともなう具体的な被害は確認されていないが、警察にも通報し、対応を協議している。対象となる住民に対しては、謝罪の文書を送付する方針。
(Security NEXT - 2013/05/29 )
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