批判受け、ネットアクセス情報取得するモニター調査を中止 - NTT
NTTは、個人情報の取り扱いに対する批判や不安の声が上がったことを受け、4月より実施する予定だったモニター調査「ネット利用時の情報取得に関するモニター施策」を中止した。
同社では、NTT東西やNTTドコモと連携し、パソコンやスマートフォンのネットワーク利用状況の把握や、情報収集技術の開発を目的としたモニター調査を企画。モニター募集を実施していた。
同調査では、モニターより同意を得た上でウェブサイトの閲覧情報や利用端末情報を取得。ユーザーが例外を設定できるものの、原則として対象データがオンラインバンキングやウェブサービスのID、パスワードまで多岐に及び、個人情報の利用目的も明確でないとして一部より批判の声が上がっていた。
中止の決定をしたことから、応募者に対しては、グループ各社から個別に連絡する。また今回の指摘を真摯に受け止め、安心して利用できるサービスや施策について検証を進めるとしている。
(Security NEXT - 2013/04/04 )
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