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モニターシステムで誤送信、プログラムミスで - 国交省

国土交通省は、システムにおけるプログラムミスで国土交通行政のモニター委嘱者宛に送信したメールで誤送信が発生したことを明らかにした。

同省によれば、九州地方整備局が4月6日に国土交通行政インターネットモニターシステムを利用してモニターの委嘱内定者120人へメールを送信したところ、保守業者のプログラムミスにより、関係ない前年度のモニター委嘱者123人に対してもメールが誤って送信されたという。

また送信したメール最大243件において、受信者以外とは関係ない1人のメールアドレスが表示された可能性があることも判明した。原因について調査を進めている。

同省では、メールの受信者に対して問題のメールについて削除するよう求めた。またメールアドレスが流出した対象者に経緯を報告し、謝罪を行ったという。

(Security NEXT - 2023/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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