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総務省と経産省、「電子政府推奨暗号リスト」を公表

総務省と経済産業省は、電子政府が利用する暗号の安全性について評価を行っているCRYPTRECが策定した「電子政府推奨暗号リスト」を公表した。

2012年12から1月にかけてパブリックコメントを実施し、意見を踏まえた上で、2003年に策定した「電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト」を約10年ぶりに改定したもの。今後、政府機関における情報システムを調達したり、利用する際に参照される。

ハッシュ関数「SHA-1」、および公開鍵暗号「RSA 1024」については、2012年10月に情報セキュリティ対策推進会議が決定した移行指針を踏まえて利用することになる。

(Security NEXT - 2013/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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