Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

健康調査参加親子626組の個人情報含むUSBメモリを3月に紛失 - 高知大

高知大学医学部は、「子どもの健康と環境に関する全国調査」に参加した親子626組の個人情報が記録されたUSBメモリを、今年3月に紛失していたことを明らかにした。

紛失したのは、環境省による「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加した親子の個人情報が保存していたUSBメモリ。2011年7月1日から同年11月30日の間に出生した子ども630人、およびその母親626人、父親320人のデータで、子どもと両親の氏名とID番号、子供の生年月日と性別、母親の住所と電話番号などが含まれる。

医学部内に調査目的のため設置された高知ユニットセンターにおいて、3月21日に紛失が判明。その1週間ほど前にUSBメモリを使用しているが、その後の所在がわからないという。セキュリティ対策は実施していなかった。

同大学では、対象となる調査参加者に謝罪文書を送付。紛失の影響を受けない調査参加者にも、事情の説明や謝罪などの対応を行うとしている。

(Security NEXT - 2012/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市
霊園使用者の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 岩見沢市
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
USBメモリを紛失、暗号化済みだがPW貼付 - NEXCO西日本
通勤中にUSBメモリ紛失、その後回収 - 新潟県工業技術総合研究所
公民館で個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 岐阜市
公立保育園のUSBメモリ、車上荒らしで盗難 - 福井市
組合員情報含むUSBメモリを紛失、データは暗号化 - 建設連合国保組合