Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含むUSBメモリを教員が帰省中に紛失 - 広島大

広島大学の教員が、学生や教員、学外関係者などの個人情報含むUSBメモリを、帰省中に紛失したことがわかった。

同大大学院理学研究科の教員が帰省中にUSBメモリを紛失したもので、11月5日に同大に連絡があり問題が判明した。

所在がわからなくなっているUSBメモリには、学生113人の氏名や学生番号のほか、同研究科の教員49人の氏名や所属先、教員選考応募者29人の氏名、非常勤講師12人の氏名、住所、生年月日などの個人情報203件が保存されていた。暗号化などセキュリティ対策は実施されていないという。

同教員は、心当たりがある帰省中に利用した交通機関や施設など問い合わせ、警察にも届け出ているが発見されていない。同大学では学生や関係者に対し、説明と謝罪の文書を送付している。

(Security NEXT - 2012/11/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
個人情報含むUSBメモリが鞄ごと盗難 - 盛岡ガス燃料
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
大学病院の患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 兵医大
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院