退職した従業員が内部システムに不正アクセス、顧客情報が漏洩 - ジブラルタ生保
ジブラルタ生命保険は、元社員や元代理店販売員19人が、退職後に社内システムを通じ、顧客情報422件にアクセスしていたことを明らかにした。
同社が契約情報照会システムへのアクセス状況を調査した結果判明したもので、2009年1月以降、最大19人の元従業員が顧客情報422件にアクセスしていた。
漏洩した情報は、合併した旧AGIエジソン生命保険の契約に関する情報で、証券番号や契約日、契約者氏名のほか、被保険者の氏名、住所、電話番号、生年月日、保険金受取人氏名、保険金額、保険料などの情報が含まれる。
従業員が退職した際、システムへのアクセスを遮断する措置が的確に行われておらず、退職後一定期間アクセスが可能な状態だった。不正利用や二次被害は確認されていないという。同社では対象となる顧客に、説明と謝罪を実施している。
(Security NEXT - 2012/11/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
京都市内で顧客預託書類632件を発見、経緯不明 - 日本郵便
解約手続時に部外者同席、契約情報もとに他社営業 - ジブラルタ生命
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
介護保険料納入通知書の説明書類に無関係の個人情報 - 京丹後市
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
納付済通知書を紛失 - 廃棄書棚の搬出時に飛散か - 京丹後市
医師や患者の個人情報など含む書類を紛失 - 関東信越厚生局
ランサム被害で顧客情報流出の可能性 - トキハグループ
