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Apple、「iOS 6.0.1」で深刻な脆弱性を修正 - パスコード入力を回避できるPassbookの問題など解消

Appleは、「iPhone」や「iPad」向けに提供している「iOS」において、複数の脆弱性を修正するアップデート「iOS 6.0.1」を公開した。

今回のアップデートは、4件の脆弱性に対応したもので、カーネルにおいて、細工されたアプリがアドレスを決定できる不具合や、物理的にアクセスできる端末に対し、パスコードを入力することなくPassbookへアクセスできる脆弱性を解消した。

またWebKitでは、攻撃者によって細工されたサイトへアクセスした際、不正にコードを実行されるおそれがある2件の脆弱性を修正した。

(Security NEXT - 2012/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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