Oracle製品向けに定例パッチを公開 - 深刻な脆弱性を修正
Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品向けの定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。今回Java SEのアップデートと公開が重なっている。
今回のアップデートでは、「Oracle Database」をはじめ、「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle E-Business Suite」「Oracle Sun Products Suite」「Oracle Virtualization Suite」「Oracle MySQL Server」など10の製品グループを対象としたもので、多数の脆弱性を修正した。
修正された脆弱性には、リモートで認証なしに悪用できるものも複数含まれており、同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。
「Java SE」の定例アップデートとは異なるサイクルでアップデートを公開しているが、今回偶然重なった。次回の「クリティカルパッチアップデート(CPU)」は、2013年1月15日を予定している。
(Security NEXT - 2012/10/18 )
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