トレンドマイクロ、業種別のセキュリティ対策状況を調査
トレンドマイクロは、企業や組織におけるセキュリティ対策の実施状況を診断する無料サービス「セキュリティアセスメントツール」の集計結果を公表した。
同社では、1月20日より同社ウェブサイトで「サイバー攻撃対策」「クラウドセキュリティ」「モバイルセキュリティ」「データセキュリティ」といったトピックごとに診断サービスを提供しており、8月末日までに実施した診断結果1714件を業種別に集計した。
業種後との平均(グラフ:トレンドマイクロ)
「防御力」「対処力」「組織力」「専門力」「把握力」の5種類の指標より診断しており、総合平均は5点満点中2.6点だった。IT関連事業者が3.2点と得点が高く、自治体や官公庁、公共団体が2.6点で続いた。
一方点数が低かったのは、医療、福祉、介護分野で1.8点。また、商業、サービス分野が2.1点、土木、建設分野も2点と平均を下回った。
指標別に見ると、セキュリティ上の脅威から資産を守るために必要な対策の導入や運用を行う「防御力」と、セキュリティインシデントに対応するための組織や体制を構築し、機能を可能にする「組織力」がほかの項目より低い傾向が見られたという。
(Security NEXT - 2012/10/10 )
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